映画【コーンヘッズ】見どころ/あらすじ/感想～出オチじゃないです、いや出オチです～

見どころ

監督はスティーブ・バロン。主演は「ゴーストバスターズ」「キャスパー」出演のダン・エイクロイド(=ベルダー)。そして、ジェーン・カーティン(=プライマート)です。1993年の映画。

完全出オチな映画ですが、よおく見てみるとベルダーの意外なコミュ力の高さ、仕事への適応能力、家族を大事にする愛情などが伺えます。なかなかハイスペックです。トンガリコーンだと侮ることなかれ。

あと、成長した子トンガリ娘めちゃ美人です。トンガリなければなー(笑)
以下あらすじです。

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トンガリ襲来！？

『海に浮かび上がるトンガリ2つ』

ある夜、とある宇宙の彼方から2人の異星人が地球征服のため宇宙船に乗ってやってきます。ところがどっこい、シールドだかバリアーだかを忘れていたため、あっさり地球のミサイルで迎撃されてしまいます。

そのまま宇宙船は海に沈み…海からは２つのとんがりが浮かび上がってきます。２人の名前はベルダーとプライマート。２人は仲間と連絡を取るべく、民宿へとやってきます。

民宿スタッフはベルダーのとんがりを見て不審がるも、２人をちゃんと泊めてあげます。ベルダーとプライマートは部屋の中で好き放題(通信機作成のため電化製品分解、トイレットペーパー踊り食いetc…)した後、これからどうするか話し合います。

結果、ベルダーは言います。「救助が来るまで待つ。それまでは、地球人として暮らす。」と。いやいや(笑)

トンガリ働く

『子トンガリができたと報告するプライマート』

何はともあれ、早速ベルダーは地球人として働き始めます。機械を修理するような仕事を始め、雇い主からの評価も上々です。そして、職場で通信機器完成のための最後の部品を手に入れるのです。

ベルダーはすぐに仲間との交信を始めます。早速一番気になるところの、救助艦はいつ来るのかと聞きますが、仲間は「7ザール後」と答えます。ベルダーとプライマートはその言葉を聞き、落胆します。よっぽど長い期間なんでしょうね(笑)

交信を終えて静まりかえった部屋の中、プライマートが不意に、地球征服よりも重要なことを発表すると言います。それは、「子トンガリができた。」要は子供です。ベルダーはさっきの落胆は何処へいったのやら、大喜びです。

トンガリ＝デ・チコ

『デ・チコの契約を交わすベルダー』

一方、職場ではちょっとした問題が起きていました。ベルダーの社会保証番号がないのです。宇宙人なので当然ですよね。雇い主は「何とかする」と言い、ベルダーをある場所へ連れていきます。

ベルダーは行った先で言われます。「君の名は、ドナルド・R・デ・チコだ。」社会保証番号の偽造です。ベルダーは素直に受け入れ、デ・チコとして、生きていきます。笑

トンガリ家庭を持つ

『朝の様子のトンガリ一家』

これで万事解決かと思いきや、社会保証番号偽造は速攻で警察にバレます。間髪いれず、ベルダー宅に警察が押しかけます。ベルダー達は何とか逃げ延び、泣く泣くその地域を離れることになるのです。

警察はベルダー達の次の居場所も突き止めますが、すでにそこももぬけの殻。そうこうしている内に、事件の責任者が部署移動になり、社会保証事件は迷宮入りとなります。ベルダー達は知らず知らず警察の追っ手から逃れるのです。

そんなベルダー夫妻の間には遂に子トンガリが生まれます。立派な一戸建ての家も持ち、立派な地球人となったベルダー。月日は過ぎ、子トンガリも成長します。地球で平和に暮らすベルダー一家。この先迫り来る、トンガリ一家の行く末とは？そして、救助艦は一体いつになったら来るのか！

感想

なんというか、ツッコミどころ満載の映画でした。なんで地球人みんな頭トンガリコーンな人たちを自然に受け入れるのかとか、あの頭から発せられる万能ビームは何なのかとか。

コメディ映画にそれは禁句なんでしょうけど、突っ込まずにはいられません(笑)あと、トンガリばかりに目がいきがちですが、家族愛が詰まった映画です。なので、そういうのが好きな方は一度見てみてもいいのかなあと思いました！

『怪獣と戦うベルダー』

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