映画【ワールズエンド～酔っぱらいが世界を救う！～】見どころ/あらすじ/感想～否、世界が滅ぶ！？～

見どころ

監督は代表作「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト。主演は同じく「ショーン・オブ・ザ・デッド」「宇宙人ポール」にも出演しているサイモン・ペグ(=ゲイリー)とニック・フロスト(=アンディ)です。2013年の映画。

しょうもないおバカ映画です(笑)主人公ゲイリーはアラフォーのいい大人なのに、ピンポンダッシュしちゃうくらい幼稚でおバカさんです。そして序盤で、ゲイリーが久々に帰郷するのですが、「元の街の色を覚えとけよ。今夜町を赤く染めてやる。」と言い、本当にそうなっちゃいます。

映画タイトルが”酔っぱらいが世界を救う！”ですが、「いやいや逆でしょ！あんたら世界滅ぼしてるよ！」て思ってしまう映画です。笑
以下あらすじです。

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ワールズエンドの正体

『やんちゃをしていた学生時代のゲイリー一行』

学生の頃若さに身を任せ、やんちゃをしていたゲイリー。いつも悪友4人(額に痣があるオリー、金持ちピーター、もて男スティーブ、相棒アンディ)とつるんでニュートン・ヘイヴンという町で好き放題していました。

そんな学生時代の一番の思い出は、１晩で１２か所のパブ(酒場)をまわるハシゴ酒。そしてその１２か所あるパブのうちの最後のパブが、”ワールズ・エンド”。実際は達成できず、9件目でリタイア。しかし、ゲイリーの中ではかけがえのない青春の思い出です。

時は経ち…

『アラフォーになったゲイリー』

時は経ち…そんなゲイリーもアラフォー、立派なおっさんになりました。外見だけ大人になり、中身は子供のままのゲイリー。いまだに定職につかず、フラフラとしています。そして過去の武勇伝を他人に話していると、こう突っ込まれます。「心残りはないのか？」

ゲイリーはその言葉にはっとし、すぐに行動に移します。そして、学生の頃以来会っていない、今では立派な大人になった悪友４人(不動産営業オリー、車のディーラーピーター、建築士スティーブ、法律事務所アンディ)を召集します。

皆仕事があるので当然嫌がりますが、ゲイリーは「やりかけのままでいいのか。久しぶりに童心へ戻ろう！」その他あることないこと言って、無理やり皆を参加させます(笑)

アラフォーのパブ巡り

『久々のニュートン・ヘイヴンを歩くゲイリー達』

金曜の夕方、ニュートン・ヘイヴンに５人が集結します。ゲイリー一行は久々のニュートン・ヘイヴンを歩いた後、早速１軒目のパブへと行きます。酒(ビール)を１杯ずつ飲んだあと、着々と２軒目３軒目とクリアしていきます。ちなみに楽しんでいるのはゲイリーだけ。ほかの４人は付き合わされてる感MAXです。

ゲイリー御一行様はお腹が空いたということで４軒目で食事をします。５人は昔話に花を咲かせ…る訳ではなく、ゲイリーにお説教をします(笑)「いい年していつまでもこんなことやってんじゃねー」的な。ごもっともですね。ゲイリーは逃げるようにトイレへ行きます。

ゲイリーが用を足していると、２０前後の青年が入ってきます。「ここのトイレの壁の穴は俺が昔空けてやったんだぜ。すごいだろ」的なことを青年に自慢しますが、青年はうんともすんとも言わずガン無視です。

短気なゲイリーは腹を立て、「無視すんな！」と青年に突っかかります。大人げないですね(笑)青年は「やめろ。危険だぞ。」と言いますが、２人はそのまま取っ組み合いの喧嘩になります。

まさかの大乱闘！

『訳もわからず大乱闘』

ゲイリーが劣勢の中、不意をついて青年に掴みかかり、そのまま便器に打ち付けます。すると、なんと、青年の頭が胴体からもげて吹っ飛びます！ゲイリーは人を殺してしまったと思い、恐る恐る確認します。

青年の首や胴体から流れてきたのは…赤い血ではなく、青い液体。そして、機械仕掛けの体でした。ここでアンディ達４人がトイレへ駈け込んできます。ゲイリーを助けるためではなく、また説教するために(笑)

アンディが説教していると、さっき倒した青年の体が動き始めます。続いて青年の仲間４人もトイレへ駆け込んできて、ここから訳も分からず５対５のトイレの中で大乱闘が始まります。あれ？この映画ってアクション映画だっけ？て思うくらいに(笑)

町の人たちが…？

『監視するようにゲイリー達を見る町の人達』

大乱闘の末、ゲイリー達は勝利を収めます。そして、助けを呼ぶために携帯で電話をかけようとしますが、お約束通り繋がりません。ゲイリーは察したように、「この町は乗っ取られちまった。誰も俺たちのことを覚えてないのは変だろ？」「パブにも仲間がいるかもだから気を付けろ」と。

とりあえず何もなかったかのように席に戻る５人。こんなことがあったので皆はロンドンへ戻りたがります。しかしゲイリーは、「このまま帰ろうとしたら自分たちも大変な目に合う。このままパブ巡りを続けよう」

ゲイリー達はパブ巡りを続けます。そしてここから露骨に、監視されるように町の人たちから５人は目を付けられます。明らかに様子が変です。町の人たちはどうなってしまったのか、ニュートン・ヘイヴンはどうなってしまったのか。そしてゲイリーたちはパブを１２軒制覇できるのか…！？

感想

初めて見た時は「なんだこの映画またクソ映画借りちまったよー。」とか思いながら見ていたのですが、話が進むにつれ「え？え？あ、そういう映画だったの？」て感じで見事に期待を裏切ってくれました。良い意味で。笑

あと、元々いた町の人達がどうなってしまったのか分かった時も結構ショッキングでしたね(笑)ラストも想像してた感じより壮大で、びっくりしちゃいました。まあまあ…とはいいつつ、記憶に残る名作映画ではなかったです。ご覧になるときは決して期待せずに見るように！笑

『町の人達から全速力で逃げるゲイリー』

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