映画【bella ベラ】見どころ/あらすじ/感想～ゲスいぬいぐるみ、女バージョン！～

見どころ

監督はジョッシュ・ブロエッカー。主演はローラ・ベルリン(＝ヤナ)。そして、トム・ベック(＝ウォルフガング)です。2015年のドイツの映画です。

どっかの映画(テッド)で見たことあるようなゲスいぬいぐるみの女バージョンです。クマのぬいぐるみ(テッド)と違うところは、ベラのほうは主人公ヤナと婚約者の中を引き裂こうとしてくるところですかね。完全に敵です。
以下あらすじです。

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ヤナとベラの関係は？

孤児院で育つヤナは、ずっと1人ぼっちで孤独でした。そんなヤナに、父親から唯一のプレゼントが届きます。それが、ベラ。ベラは、よくある「人形に心が宿った」的なやつで動き出します。

ヤナは幼少時代、ベラとずっと一緒に過ごし、絆を深めていくのです。ベラはヤナにとって、かけがえのない親友です。しかし、ヤナが大人になっていくにつれ、ヤナとベラは2人それぞれ違う道を歩んでいくのです…。

時は経ち、真反対の2人

ヤナはウォルフガングという最愛の恋人と、平凡な、けれどとても幸せな日々を愛し合いながら送っています。結婚はしていませんが、まるで毎日が新婚生活のような感じです。

一方、ベラはというと、ヤナとは真反対の生活を送っています。クスリをキメたり、複数の男性と関係を持ったりと、完全にヤバいやつです。

そんな自堕落なベラのところに、債務がやって来ます。「お前出てけ」と言われ、ベラは突如として家を追い出されてしまうのです。ベラは、知り合いに「しばらくの間居候させてくれ」と頼みますが、こんなヤバいやつを泊めてくれる訳ありません。ベラは途方に暮れます…。

幸せ一杯のはずが…

一方、ヤナはウォルフガングに連れられて、始めて知る新居へとたどり着きます。そこでなんと、ウォルフガングからプロポーズされるのです。そして、新居に隠れ潜んでいた友人知人の皆さんが、待っていましたが如くどやどやと出てきて、２人を祝福します。

そんな幸せ一杯の空間の中、突然何も入っていないはずのクローゼットから物音が聞こえてきます。中から出てきたのは…若い男とベラ。ベラは事を終え、すっきりした顔をしています。

ヤナは、さっきまでベラがしていたことが何のその、久しぶりに会うベラに大喜びです。しかし、ウォルフガングは終始しかめっ面です。そんなウォルフガングの気持ちを知ってか知らずか、ヤナは自身の結婚式へ「ベラも」と招待するのです。

腑に落ちないウォルフガング

ヤナとウォルフガングは家に帰り、ベラの招待についての話し合いをします。ウォルフガングは断固として反対しますが、ヤナは聞く耳持ちません。ウォルフガングは致し方なくベラの結婚式招待を承認します。

すると突然、ベラが2人の家へと押し掛けてきます。家の中へズカズカと入り込み、我が物顔で洗濯を開始するベラ(笑)ウォルフガングは「早く出てけ」と言いますが、ヤナは「しばらく泊めてあげようよ」と提案します。

久しぶりの2人の夜

結局泊めることになり、その夜ヤナとベラは久方ぶりに2人で夜を過ごします。ウォルフガングについて話し合うヤナとベラ。称賛するヤナと蔑むベラ。そしてベラは、「あっちのほうはどうなの？満足してる？」と下ネタをバンバン放り込んできます。

ヤナは、男性経験がウォルフガングしかないことを告白します。するとベラが、「そんなの勿体ない！結婚式までに相手を見つけてあげる」と割りと本気のトーンで言うのです。

翌朝、ウォルフガングはベラに宣戦布告します。「必ずお前を追い出してやる。」ベラも「いいわ。受けて立つ」とお互いバチバチです(笑)ウォルフガングはベラを追い出すことが出来るのか。ベラはヤナからウォルフガングを引き離すことが出来るのか。家庭内のいざごさが今始まる！笑

感想

何か物足りない感じがしました。どうしてもぬいぐるみということで、「テッド」と比べてしまいます。実際宣伝文句も「ライバルはクマ！？」て言ってますし(笑)

実際は「テッド」よりも恋愛色の強い映画でしたね。共通点は”ゲスいぬいぐるみ”てとこだけです。コメディ要素も恋愛要素も何か抜け出た感じがない映画だったかなーと(笑)

唯一良かったと思ったのは、世の中にはそうそういないであろう純真な心を持つ「ヤナ」の存在ですね！

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