映画【ライアーライアー】見どころ/あらすじ/感想～絶対に嘘がつけない！～

公開日： 2017/01/24 : 最終更新日：2017/03/05 コメディ, ヒューマンドラマ, 洋画

見どころ

監督は、代表作「エース・ベンチュラ」「ナッティプロフェッサー」のトム・シャドヤック。主演は「エース・ベンチュラ」「マスク」などでお馴染み、ジム・キャリー(＝フレッチャー)。そして、モーラ・ティアニー(＝オードリー)です。1997年の映画。

どう見ても「ジム・キャリー」らしい作品です。笑いあり、笑いあり、そして最後は良い話っていう(笑)内容は、一言でいうと「嘘がつけなくなる」っていう話です。

嘘がつけなくなってからのジム・キャリーの演技がヤバい！「本領発揮」と言わんばかりのお茶らけひょうきん具合です。そして、映画終盤ではジム・キャリーが「え？エスパー伊東？」て思うようなことをしてくれます(笑)
以下あらすじです。

1 フレッチャーの特徴
2 マックスとの約束
3 どんな手を使っても勝つ！
4 嘘が！嘘がつけない！
5 感想

フレッチャーの特徴

『マックスとじゃれ合うフレッチャー』

フレッチャーの職業は弁護士。とても気さくで話しやすい人柄です。しかし、欠点なのか長所なのか、仕事でもプライベートでも、ちょいちょい小汚ない嘘を会話の中に放り込んできます。太っている人に「痩せたね！」とか、よく知らない人に「ああ！君か！」などなど…。もちろん冗談混じりにですが(笑)

そんなフレッチャーには、妻(＝オードリー)と子供(＝マックス)がいます。正確には元妻ですが、離婚後も良い距離感で接しています。そして、フレッチャーが愛してやまないのが、愛息子マックス。オードリーの家へ行き、定期的にマックスに会いに行くのが日課です。

これだけだと幸せな生活ですが、もちろん懸念点はあります。フレッチャーは仕事が忙しくて、マックスとの約束を中々守れません。マックスも父フレッチャーことは大好きですが、学校で「パパは嘘つき」と言ってしまう始末です。

マックスとの約束

『フレッチャー残業を頼まれる』

いつものように、フレッチャーはマックスに会いに行きます。「今からプロレス見に行くぞ！」とフレッチャーが言うと、マックスは大喜びです。早速マックスを連れ出すフレッチャー。しかし、プロレス会場に行くのかと思いきや、フレッチャーは
言います。「1分だけオフィスに寄らせてくれ」

マックスをオフィスで待たせ、急いで仕事を片付けるフレッチャー。すると間の悪いことに、上司ミランダから新たな弁護案件を依頼されます。フレッチャーは残業を余儀なくされ、結局この日もマックスとの約束を破るのです。

フレッチャーは、翌日に誕生日を控えるマックスに言います。「誕生日パーティー終わりに野球をしよう」マックスは「どうせそれも嘘なんでしょ」と言いたげな顔でその場を離れます。

どんな手を使っても勝つ！

『どんな手を使っても勝てばいいと力説するフレッチャー』

翌日、フレッチャーは裁判打ち合わせをします。依頼人が「この証言全部嘘だけどいいの？」と言いますが、フレッチャーは「嘘がなんだ！要は勝訴すればいい！」的なことを力強く言います。

その演説の様子を見ていた上司ミランダは「お見事！」と、そしてフレッチャーを誘惑し始めます。「勝訴すれば昇進。その前に私とパートナーにならない？」フレッチャーは昇進のために、ミランダの誘惑に落ちます。フレッチャーは、マックスの誕生日パーティーに行けないことをオードリーに電話して言います。嘘で塗りたくった言い訳を使って。

『願い事をするマックス』

その夜、大勢の人がマックスの誕生日をお祝いします。けれどマックスはちっとも嬉しそうじゃありません。そしてマックスは、ケーキのロウソクを消しながら願い事をします。「1日だけでいい、パパが嘘をつけないように」

嘘が！嘘がつけない！

『イマイチだね、と笑顔で言うフレッチャー』

そんな中、フレッチャーはというと…ちょうどミランダとの事を終えた後でした。ミランダは「どう？よかった？」とうっとりした様子で聞きます。普段のフレッチャーなら「最高だね！」と言うところを…フレッチャーは言います。「イマイチだね」

その一言がきっかけで、フレッチャーは思ったことを口に出してしまいます。「このデブが！！」とか「万年平社員！！」などなど(笑)そんな中でも裁判は始まります。そしてよりによって、嘘だらけの打ち合わせをした案件です。フレッチャーは裁判をどう切り抜けるのか！そして、離れかけてるマックスの心を取り戻すことはできるのか！